100年前のオルゴール 収蔵ギャラリー京都に開館

「永守コレクションギャラリー」で展示されているアンティークのオルゴール=7日、京都府向日市

 モーター大手、日本電産(京都市)の永守重信会長(78)が代表理事を務める永守文化記念財団が、欧米で作られたアンティークのオルゴールを収蔵した「永守コレクションギャラリー」を7日、京都府向日市の同社拠点にオープンした。100年以上前のものを含む約350点を集めた。

 展示するのは、永守氏が友人から譲り受けたものや、オルゴールを製造する子会社が収集したものなど。1770年ごろに作られた、オルゴールの原型とされる「グラスベル・カリヨン・クロック」もある。実際に動くところや、技術者による修理の様子を見学できる。

 月、火、木、金の午前10時~午後4時開館。

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