ラウンジやカフェで試し読みも 海老名にツタヤとスタバ、8日開店

本に囲まれた空間で試し読みやお茶を楽しめるシェアラウンジ=海老名駅そばの「TSUTAYA BOOKSTORE 海老名店」

 本に囲まれた空間で、お茶を楽しみながら本を試し読みできる「シェアラウンジ」を備えた書店「TSUTAYA BOOKSTORE(ツタヤ ブックストア)海老名店」が8日、海老名駅そばの複合施設ビナガーデンズパーチ4階(神奈川県海老名市めぐみ町)にオープンする。シェアラウンジとは別に、スターバックスのカフェも設けられている。

 TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが展開する「ブック&カフェ」と呼ぶ形式でシェアラウンジも併設したのは県内3店目、県央地区では初の出店となる。

 シェアラウンジは約300平方メートルのスペースに88席が設けられ、周囲の棚などに雑誌からマンガまで約1800冊の本が並ぶ。1時間1100円の有料制で、コーヒーや紅茶など飲み物やナッツやチョコなどの菓子類が飲み、食べ放題。ビールなども楽しめるアルコールプラン(1時間1540円)もある。横のツタヤ書店の購入前の本を3冊まで試し読みできる。

 書店は約700平方メートルで4万冊を販売。一画にスターバックスの店舗があり、ここでも購入前の書籍の試し読みができる。

 カルチュア・コンビニエンス・クラブでは「海老名は近年、駅周辺の高額なマンションなどが人気で、情報感度の高い人たちが増えている。シェアラウンジは本に囲まれてさまざまな発想が生まれるスペースとして、オフィスとしてもカフェとしても活用してもらいたい」と話している。

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