3月6日は語呂合わせから「鎌倉作務衣の日」 鎌倉で認定授与式「世界に発信したい」

加瀬代表理事(右)から認定証を受け取る貞末社長=鎌倉市

 3月6日の「鎌倉作務衣(さむえ)の日」に合わせて、「鎌倉シャツ」の愛称で知られるメーカーズシャツ鎌倉(鎌倉市)は同日、同市内のホテルで認定授与式と懇親会を開催した。

 同社は2021年に地元寺院と連携し、オリジナルの作務衣を製作・販売。鎌倉発の作務衣を世間に広めようと、語呂合わせで「3月6日」の制定を目指して日本記念日協会(長野県)に申請、昨年5月に認定されたという。

 新たな記念日の1回目に当たる6日の式典では、関係者ら約180人で祝福。同協会の加瀬清志代表理事は「記念日は文化や歴史を記録する存在。これから先も記念日とともに作務衣の良さを伝えてほしい」と話し、同社の貞末奈名子社長は「地域や関係者などと一緒に『鎌倉作務衣』を世界に発信したい」と思いを語った。

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