『東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP “いのち”』ナレーターに富田望生

TBSで3月11日(土)午後2時から放送する特番『東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP “いのち”』のナレーターに俳優・富田望生が決定した。
福島県いわき市出身の富田は小学5年生のときに被災。地震発生時は校内の廊下にいたが、激しい揺れで教室の机の下に隠れた。同居していた曾祖母が倒れた建物や家具の下敷きになっていないか心配になり、その場で泣き出してしまったという。自宅は津波の被害を免れ曾祖母も無事だったが、二人で強い余震に怯えながら停電のため真っ暗な部屋で一夜を過ごした。
翌日、福島第一原子力発電所で爆発が起きたことを知り、子ども心にとにかく大変なことが起きたと感じたという。その後、震災の影響で親族と共に東京へ移住。地元の友人と離れ離れになり前向きになれない日々が続く中、自分を変えるきっかけになればと俳優を目指すことになった。
今回、自らの人生を変えた震災への想いをナレーションに込めて“いのち”の物語を伝えていく。

<富田望生コメント>
このたび、ナレーターを担当させていただくことになりました。故郷と向き合う皆様と、歩幅を合わせて大切に読ませていただきます。

■富田望生プロフィール
とみた みう 2000年2月25日生まれ 福島県いわき市出身
2015年に「ソロモンの偽証」で映画デビュー。
映画「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」などに出演するほか、ドラマ、CMへの出演も相次いでいる若手俳優。

◆『東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP “いのち”』
[放送日時]3月11日(土)午後2:00~3:54(※全国ネット)

© 株式会社ジェイプレス社