Honda R&D Challenge、スーパー耐久第1戦鈴鹿のゲストドライバーに武藤英紀を起用

 3月7日、本田技術研究所/本田技研工業の従業員自己啓発チームである『Honda R&D Challenge(HRDC)』は、3月18〜19日に開催されるENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Powered by Hankook第1戦のゲストドライバーに武藤英紀を起用すると発表した。

 Honda R&D Challengeは、モータースポーツに関心のある従業員有志で立ち上げたプライベートチームで、2019年からスーパー耐久にホンダ・シビック・タイプRで参戦してきた。

 2022年9月には、量産車のシビック・タイプRがフルモデルチェンジしたことに伴い、Honda R&D Challengeの参戦車両も新型となるFL5型に変更し、そのデビュー戦となった2022年最終戦にはアドバイザー兼ゲストドライバーに武藤を迎え、2位表彰台を獲得した。

 迎える2023年の開幕戦は3月18〜19日に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、3月7日にはエントリーリストが発表された。併せてHonda R&D Challengeはプレスリリースを発行し、第1戦鈴鹿でも引き続き武藤の起用を明らかにした。

「昨年の最終戦に続き、 2023年シーズン開幕戦もHonda R&D Challengeからシビック・タイプRで参戦できることになりワクワクしています」と武藤。

「量産車のシビック・タイプRは開発にたずさわり、そのポテンシャルの高さはすでに昨年のスーパー耐久最終戦で証明できました。 今年の開幕戦ではさらに高いところを目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」

 また、本田技研広報部所属でHonda R&D Challengeのチーム代表兼ドライバーを務める木立純一も、以下のように今季への意気込みを語った。

「昨シーズンは、タイプRシリーズ誕生30周年のまさにその日にあたる 11月27日にFL5型シビック・タイプRをレースデビューさせました。このレースに参画していただいた武藤選手の知見をお借りすることでシビック・タイプRの戦闘力をいかんなく発揮して、新型車の初戦を2位表彰台で飾ることができました」

「今季の開幕戦でも武藤選手の経験やノウハウをいただき、さらに強いチームを目指して参ります。今シーズンもシビック・タイプRで参戦するHRDCの応援をよろしくお願いします」

2022スーパー耐久第7戦鈴鹿 Honda R&D Challenge の武藤英紀と木立純一代表

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