
通販大手アマゾンジャパン(東京)は国際女性デーの8日、千葉県船橋市の配送拠点を女性従業員だけで稼働させる取り組みに初めて挑戦した。女性の就業率が低い物流業界で、性別に関係なく働ける職場であることをアピールしようと企画した。担当者は「業界のイメージを変えたい」と期待を込める。
同社によると、全国45カ所以上の拠点の中でも船橋は特に女性が多く、管理職も半数以上を占める。8日は約50人が、商品の入った段ボール箱を配送先の地域ごとに仕分けし、ドライバーに渡すまでの作業を担当。時折声をかけ合い、手際よく荷物をさばいていった。