空自、米爆撃機と連続訓練 週に4度、抑止力をアピール

 航空自衛隊は8日、米空軍のB52戦略爆撃機1機との共同訓練を6日に日本海で実施したと発表した。空自と米爆撃機の訓練は2月28日以降の7日間で4回に上るハイペースとなっている。

 韓国国防省は今月3日と6日、米軍の戦略爆撃機と韓国軍の戦闘機が合同訓練を実施したと発表している。日本や朝鮮半島周辺では米爆撃機が参加した訓練が繰り返されている形で、日米と米韓が、それぞれの抑止力や対処力をアピールする狙いがありそうだ。

 空自によると、6日の日米訓練には空自から福岡県・築城基地のF2戦闘機2機が入った。B52は米ルイジアナ州のバークスデール空軍基地所属。各種戦術を訓練したとしている。

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