「自分に甘え」で遅刻常習 京都大学の40代女性職員を懲戒処分

京都大学

 京都大は8日、4年9カ月にわたって遅刻を繰り返したとして、40代の女性事務職員を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 京大によると、女性職員は2017年4月~22年1月、出勤日の半数にあたる約500日で1~10分程度の遅刻をしていた。一部は始業時刻に間に合っているように就業管理システムに入力していた。

 女性職員は部下を指導する立場にあり、「家を出るのが遅くなった。自分に甘えがあった」と反省しているという。匿名の情報提供で昨年1月に発覚した。

© 株式会社京都新聞社