
【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会談した。ロイター通信によるとゼレンスキー氏は共同記者会見で、18日に期限を迎えるウクライナ産穀物輸出のロシアとの合意は「世界にとって必要だ」と強調。グテレス氏も「条件づくりに取り組む」と述べた。
グテレス氏は、ロシアによる侵攻は国連憲章と国際法に違反していると改めて指摘した。
国連によると、昨年7月の合意に基づきウクライナ産穀物2300万トンを輸出。両者は国連憲章や国際法、ロシア軍の即時撤退を求めた2月の国連総会決議に基づく和平の重要性も確認した。