"0 - 7"の衝撃はかなり大きいようだ。
6日(日本時間)、イングランド・プレミアリーグ第26節でマンチェスター・ユナイテッドがリヴァプールに0 - 7で大敗を喫した。現地では各方面で物議を醸しているようで……英メディアは「プレミアリーグで歴代最も衝撃的な試合」の4位にこれをランクインさせた。
試合後、英ベッティングサイト「ライブスコア」がニュース部門は仰々しくも「プレミアリーグで歴代最も衝撃的だった5試合」という記事を掲載したのだ。発表されたランキングは次の通り。
【1位】2011年
マンチェスター・U 8 - 2 アーセナル
マンチェスター・Uはアレックス・ファーガソン監督、アーセナルはアーセン・ベンゲル監督が指揮を執った時代のこと。マンチェスターUのウェイン・ルーニーがハットトリックで見せた。
【2位】2020年
アストン・ヴィラ 7 - 2 リヴァプール
アストン・ヴィラのオリー・ワトキンスが前半戦だけでハットトリックを決めてリヴァプールを追い詰めた。ジャック・グリーリッシュも2ゴール3アシストの活躍。
【3位】2019年
サウサンプトン 0 - 9 レスター
雨中のゲームでレスターが躍動した。レスターはFWジェイミー・バーディーら2人がハットトリックを達成。サウサンプトンでは当時所属の吉田麻也が3バックの中央として出場。”悲劇”の一員となった。
【4位】2023年
リヴァプール 7 - 0 マンチェスター・U
「ライブスコア」の同記事は今回の7―0の意義をこう説いている。「ユナイテッドは2011年にライバルであるマンチェスター・シティに1―6で屈辱的な敗北を受けたことが記憶に長く残っているが、リヴァプールは今回ユナイテッドを相手に後半だけで6ゴールをたたきこんだ点が最高」
【5位】2007年
ポーツマス 7 - 4 レディング
なお、マンチェスター・Uはリヴァプールとのリーグ戦においては1895年の1 - 7を上回る不名誉な記録で、0 - 7での敗北は1931年以来約90年ぶり4度目だった。過去にはこういった戦歴がある。
【マンUが0 - 7で敗れた過去のゲーム】
1926年ブラックバーン・ロバース戦
1930年アストン・ヴィラ戦
1931年ウォルヴァーハンプトン戦
フットボールたるもの、勝つことも負けることもある。そういった中で今回の両チーム、"ショッキングなスコア"の歴史では良くも悪くもマンチェスター・Uの「勝ち」か。今回のランキングでも5試合中2試合の当事者になった。うち1位もかのクラブの試合なのだから……。
【動画】なおその試合のハイライトはこちら