(画像は南光物産公式サイトより)
毎週火曜日の夜8時57分から放送されているテレビ番組「マツコの知らない世界」(TBS系列)。3月7日の放送では、“じゃがいも博士”の男性とともに、マツコ・デラックスさんがポテトチップスを深掘りしたことが話題となっています。
■世間ではポテチに対するマイナスイメージが横行?
番組には“じゃがいもを3万個食べてきた男性”で、現在は農業コンサルタントとして働かれている中村さんが登場。
中村さんはじゃがいもの品種や魅力などを一通りマツコさんにプレゼンした後、「じゃがいもを語る上で絶対に誤解を解きたいこと」としてポテトチップスの魅力を語ります。
中村さん曰く、ポテトチップスはジャンクフードではなく、農家さんの思いが詰まったじゃがいもを感じられる絶品料理とのこと。
例えば、カルビーのポテトチップスではパッケージの裏に記載されているバーコードを読み取ることで生産者の顔を確認できるんだとか。
これらの想いを抱いている中村さんはマツコさんに「ポテトチップスはジャンクフードか絶品料理かと言われたら、どちら側でしょうか?」と問いかけます。
この質問を受けたマツコさんは「ジャンクフードか絶品料理かの2択?極端だねあんた」と困惑しますが、このような質問をした背景には、世間一般でスナック菓子に対する良いイメージが不足していることがあるんだそうです。
マツコさんは「あれなのよ。そういう風にしておいた方が、例えば子どもがお菓子でお腹いっぱいにならないとか。お菓子でお腹いっぱいになって立派になった子を知ってる。お母さんが愛情を込めて作った無添加の手作り料理だけ食べ続けて、大した男にならなかったやつを知ってる。色々だ!色々だ!」と語りました。
■ご当地ポテトチップスが美味しそう!注目の4種は?
ここから話題は全国の“ご当地ポテトチップス”へ発展。
中村さんが「全国にはまだまだ知らないポテトチップスってたくさんあるんです」と切り出すと、マツコさんは「なんだろう、買っちゃう!駅とかで」と反応します。
「駅とかで迷うじゃん?『お土産どうしよう』とか、『家になんか買って帰りたい』って時に、見知らぬお菓子とかを冒険で買うのって怖いじゃん?でもポテトチップスだったら最低限の保証はされてるから」とその理由を説明したマツコさん。
「ご当地感を家帰って感じたいなって時に、最後にバッって手に取るね」と明かしました。
このマツコさんの話を受けて、中村さんは富山県の「しろえびポテトチップス」、静岡県の「さがみ園お茶ポテト」、佐賀県の「佐賀牛ポテトチップ」、大分県の「超!ゆずごしょうポテトチップス」の4種類をオススメ。
1つも食べたこともないというマツコさんは「超!ゆずごしょうポテトチップス」に興味を示し、「超よ!普通のゆずごしょうだったら私言うからね」と話し実食。
すると「あ、結構来るわね。これは酔っ払っててもわかる。酒のアテだね」と満足気な表情を浮かべました。
■ポテチの歴史は19世紀!日本に伝わったのは戦後から!?
ご当地ポテトチップスを一通り試食したマツコさんは、改めて「ポテトチップスってうめえな」とボソリ。「いもを薄く切って揚げようって誰が考えたんだろう」と話すと、中村さんがポテトチップスの歴史を説明していきます。
最古のポテトチップスレシピ本が出版されたのが1822年のことで、1853年にはアメリカのとあるレストランでじゃがいもを薄く切って揚げるように注文したところ、やってみたら美味しかったことが発祥なんだとか。
日本に伝わったのは第二次世界大戦後のことで、当初はアメリカの軍人向けに作られていたところ、撤退した後も売り先を一般のお客さんとして定着していったんだそうです。
この歴史を聞いたマツコさんは「油だって貴重品だっただろうし。塩も使うし、相当裕福な人が食べているものだったよね」と反応しました。
ネット上では、「ポテチ食べたくなっちゃうなぁ」や「ポテトチップス食べたくなってきた」といった声が続出したほか、「『色々だ。色々だ』って(笑)マツコさん、今の面白すぎるんですが」とマツコさんの発言を面白がる方も多数見られました。
じゃがいもだけでなくポテトチップスのオススメや歴史など、知識が増えるような内容でしたね。
放送を見て、思わずポテトチップスを買いに行ってしまった人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご当地4種は各社公式オンラインショップやアマゾンなどで購入することができるようです。
すでに注文が殺到しているようで購入数に制限がある商品も。気になった人は早めにチェックした方がよさそうです。
※情報は掲載時点のものです。
【番組情報】
マツコの知らない世界
https://tver.jp/lp/episodes/epi5g34kyw
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)