9日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。一時2万8700円台を付け、取引時間中としては2022年8月26日以来、約半年ぶりの高値となった。前日の米国市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が上昇した流れを受け、半導体関連銘柄を中心に買い注文が膨らんだ。前日終値からの上げ幅は一時300円に迫った。
午前終値は前日終値比160円37銭高の2万8604円56銭。東証株価指数(TOPIX)は19.22ポイント高の2070.43。一時2071を超え、約1年5カ月ぶりの高値を付けた。
百貨店や空運などのインバウンド(訪日客)関連銘柄が値上がりしたことも相場を支えた。