茨城県那珂市複合型交流拠点施設道の駅整備検討委員会(委員長・川島佑介茨城大准教授)は1日、常磐自動車道那珂インターチェンジ(IC)付近の「道の駅」の施設整備について、先﨑光市長に道の駅を核とした運営体制の構築や生産者との連携などを求める要望書を提出した。
同委員会は、本年度計6回の議論を重ね、市民や有識者からの意見を基に、基本構想と基本計画を取りまとめた。
要望では道の駅について、地域資源の活用の促進や地元の農商工業者との連携構築、道の駅を核とした那珂IC周辺地域の一体的な整備を推進することなどを求めた。
同日、川島委員長ら委員4人が同市福田の市役所を訪れ、先﨑市長に要望書を手渡した。先﨑市長は「議論内容や市民からの意見を踏まえて、市の活性化に向けて前進したい」と述べた。川島委員長は「市の顔になる施設。さまざまな意見を聞いて進めていければ」と話した。