自民の門氏が会見 衆院和歌山1区補選出馬

門博文氏

 元衆院議員の門博文氏(57)は8日、衆院和歌山1区補欠選挙(4月11日告示、23日投開票)に、自民党公認で立候補することについて「政治家の立場から、古里のために仕事をしたい」と述べた。

 門氏は過去4回、衆院選和歌山1区に立候補。うち、3回は比例復活したが、直近の21年10月の選挙では落選した。現職時代は厚生労働委員会理事や国土交通大臣政務官などを務めた。

 門氏は会見で、人口減少問題を挙げ「しっかりとした方針を作って、20年、30年後の子や孫の世代にバトンを引き継いでいきたい」と述べた。昨年末から毎朝、つじ立ちをし「さまざまな声を聞いたり叱咤(しった)激励を頂いている」といい「落選して浪人したから、いい政治家になった、という評価を頂けるようにしたい」と話した。

 門氏のほか、共産党県常任委員の国重秀明氏(62)、日本維新の会和歌山市議の林佑美氏(41)、NHK党(政治家女子48党)職員の山本貴平氏(48)も立候補の準備を進めている。

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