チェコ代表が大使館で記者会見 アマ選手が大半で初出場、WBC

東京都内の大使館で記者会見するWBCチェコ代表のジーマ主将ら。右はハジム監督、左はシュナイダー投手兼遊撃手=9日

 WBCで日本と同じ1次リーグB組のチェコ代表が9日、東京都内のチェコ大使館で記者会見し、ジーマ主将は「個人的に日本が世界一のチームだと思っている。対戦できることがうれしいし、日本流の応援も楽しみ。貴重な体験を今後につなげていきたい」とリラックスした様子で話した。

 別の仕事をしながらプレーするアマチュア選手が大半を占める。初めて予選を勝ち上がり、国内で無料のテレビ中継が決まったという。普段は消防士で、エース投手兼遊撃手のシュナイダーは「私はプロではないが、空き時間の全てを野球に注いできた。日本戦でも力を示して驚かせたい。WBCを機にチェコで若い選手が増えたらうれしい」。

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