「オフピーク定期券」の運賃表示に「NAVITIME API」対応

株式会社ナビタイムジャパンは、法人向け地図・ルート検索API「NAVITIME API」で、「オフピーク定期券」の運賃表示に対応する。3月7日付のプレスリリースで明かした。

「オフピーク定期券」は、混雑緩和や働き方改革の推進のために、平日朝のピーク時間帯以外に利用でき、通常の通勤定期券よりも割安な定期券だ。東日本旅客鉄道株式会社が3月18日から販売開始する。

JR東日本、「オフピーク定期券」提供へ 利用者向け特典も展開予定

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、「オフピーク定期券」サービスを3月18日から開始する。3月7日付のプレスリリースで明かした。さらに、同社は、「オフピーク定期券」利用者向けにさまざまな特典を提供するという。「オフピーク定期券」は、平日朝のピーク時間帯以外の時間帯にのみ定期券として...

また、「NAVITIME API」では、今回の対応により、ルート検索時に「オフピーク定期券」の対応区間が含まれる場合に、ルート検索結果に、その区間の通常の定期券運賃と共に、オフピーク定期券の運賃も併せて表示し、確認できるようになる。ユーザー側での設定や検索条件の指定などは不要だ。

また、総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」、乗換案内アプリ「乗換NAVITIME」でも、3月9日から「オフピーク定期券」の運賃表示に対応する。事前の設定等は不要で、3月18日以降の日付を指定したルート検索で、ルート検索結果画面下部にある「定期券運賃・登録」ボタンより、通常の定期券運賃と共に、オフピーク定期券の運賃も確認できるようになる。

なお、同社は、今回の対応により、企業の通勤費計算や管理における通勤実態に合わせた適正な通勤費管理や、ユーザーの快適な移動をサポートできればと考えているという。そして、これからも、ユーザーの安心・安全で快適な移動や、電車混雑などの社会課題の解決を支援できるよう、技術開発やサービス開発に努めていくと述べている。

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