
山形県内で活動する高校生のボランティアサークルが、「小児がんの患者らを支援するプロジェクト」をスタートさせました。
ボランティアサークル「nicoこえ」が始めたのは、「山形レモネードスタンド プロジェクト」です。この取り組みでは、レモネードを作って販売し、集まったお金を、小児がんの治療のために寄付します。
プロジェクトリーダーの平田寧々さんは、小学3年生の時に小児がんを患った経験から、「レモネードスタンド」をやりたいと「nicoこえ」に飛び込みました。
【山形レモネードスタンド プロジェクト プロジェクトリーダー平田寧々さん】
「もっと小児がん支援について広く県内で知ってもらえれば、もっとお金があって研究が進めば、苦しむ子供たちが一人でも減らせるのではないかと思う。さまざまな小児がん支援の方法を考えていて、そんな時に出会ったのが『レモネードスタンド』という活動」
平田さんは「お金の支援だけでなく、小児がんについて理解してもらうことで、広がる心の支援も行っていきたい」と話していました。
このサークルでは、4月から県内各地でプロジェクトを本格始動させ、12月には県内の小児がん患者に支援金を渡す予定です。