ブルース・ウィリス夫人、認知症の夫と「距離を保つ」ようパパラッチに懇願

ブルース・ウィリス(67)の妻エマ・ヘミング・ウィリス(44)が、認知症と診断された夫と自身から「距離を保つ」ようパパラッチに呼びかけている。失語症を理由に俳優業を引退したほぼ1年後に、前頭側頭型認知症(FTD)と診断されたことを家族が公表。今回、友人らとカフェに行っているところを写真に撮られたエマがパパラッチを非難した。

エマはインスタグラムに投稿した動画の中でこう話している。「認知症の人の世話をしている人なら、コーヒーを飲みにその人を安全に連れ出すだけでもどれだけ大変でストレスフルか分かっていると思う」「だから、認知症に関する意識を高めたいから言うけど、より多くの教育がなされる必要がある。これは私の夫が外出した時の独占写真を狙っているカメラマンとビデオの撮影者に向けて。だた距離を保って」

2009年にブルースと結婚したエマは、それがパパラッチの仕事とは理解しているものの、夫に「叫ぶ」必要はないとして、「これがあなた方の仕事だとは分かっているけど、距離を置いて欲しいの。ビデオを撮る人々は、私の夫に向かって叫ばないで。元気?とかなんとかね。イェーイとか止めて欲しいの。彼にスペースを与えて欲しい。その日に彼と一緒にいる家族か誰かが、A地点からB地点へ安全に彼を連れて行けるようにして欲しい。これが私の公共広告よ」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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