中村蒼がフジテレビ“水10”ドラマ『わたしのお嫁くん』で方言男子に!?

俳優・中村蒼(なかむら・あおい/32)が2023年4月スタートのフジテレビ“水10”ドラマ『わたしのお嫁くん』<毎週(水)・22時~22時54分放送>に出演することが決定した。

同作は、講談社『Kiss』で連載中の、柴なつみさん作の同名コミックが原作。波瑠が演じる仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公・速見穂香(はやみ・ほのか)が、あることをきっかけに、高杉真宙演じる会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”山本知博(やまもと・ちひろ)を嫁に迎えるという“社会派ラブコメディー”だ。

中村が演じるのは主人公の速見や、山本が勤める大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」の福岡支店で働く古賀一織(こが・いおり)役。福岡では営業成績トップを誇り、その実力が買われて速見や山本がいる東京本社へと異動することに。実は支店時代から速見とは仕事をした経験があり、速見も「芋焼酎のおいしさは古賀さんに教えてもらいました!」と話すなど、お互いに信頼を置いている間柄。エリートでありながらも、面倒見もよく、上司や後輩問わずに慕われるタイプの古賀は優しい“博多弁”が魅力の方言男子でもあり、“社内の頼れるお兄さん”的存在として一躍人気者に。その一方で、速見と同じくズボラで、日頃は食事も適当に済ませてしまうなど意外な一面も併せ持っている。

中村は2006年に主演舞台『田園に死す』で俳優デビュー。2008年には映画『ひゃくはち』で映画初主演を果たすなど、デビュー直後から数多くの作品で存在感を発揮。その後も『息もできない夏』(2012年7月期/フジテレビ系)、『無痛~診える眼~』(2015年10月期/フジテレビ系)や大河ドラマ『八重の桜』(2013年/NHK総合)、連続テレビ小説『エール』(2020年/NHK総合)、『仮面ライダーBLACK SUN』(2022年/Amazon Prime Video)など話題作にも出演し続けている。今回、フジテレビ系連続ドラマ出演は『真昼の悪魔』(2017年2月~3月/東海テレビ・フジテレビ系)以来、6年ぶり。出身である福岡の方言を使う役どころには「カメラの前で堂々と故郷の言葉を話す事にまだ違和感がありますが、その影響でなんだか素の自分がこれまでの作品より出るような気がします」と語っており、ネイティブな“博多弁”で作品の中に体現されていく方言男子の古賀一織は必見だ。

主人公たちを取り巻く個性豊か過ぎる同僚たちが、この作品をさらに盛り上げていくこと間違いなし!“働くズボラ女子”ד家事力最強男子”という新たな男女のあり方や、今の時代を生きる人たちの背中を押す、新感覚の社会派ラブコメディーに期待したい。

【中村蒼コメント】
◆今作の出演オファーを受けて。
「ラブコメというジャンルの作品にはあまり縁がなかったので、自分に出来るのかためらう瞬間もありましたが、お声をかけていただいたのでそれに応えたいという気持ちになりました。個性あふれるキャラクターが多く登場していて、台本を読んでいて楽しくなりました。そして“人は見かけによらない”ということも描かれていて人間って面白いなと思いました」

◆古賀一織役の印象は?
「営業マンで成績優秀な人ですが、ギラギラしている営業マンではなくマイペースで困っている人にそっと寄り添ってくれるような人間なのでそういうところを意識しながら演じられたらなと思います。そして何より博多弁ということで、カメラの前で堂々と故郷の言葉を話す事にまだ違和感がありますが、その影響でなんだか素の自分がこれまでの作品より出るような気がしていて、そこも合わせて楽しんでいただければいいなと思います」

◆視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
「人それぞれ得意不得意があるものですが、それを補い合える人がいるのはすごく幸せな事だなと思います。劇中の支え合う2人の姿を是非見守ってあげてください」

【◆プロデュース 中野利幸(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント】
中村さんは原作の中でも特に自分が好きな“推しキャラ”の一人の古賀役。このキャラクターは博多弁も魅力の一つです。なので、博多弁ネイティブの役者さんにこだわって探していた時に中村さんが福岡出身と知りました!中村さんとは、ずっと昔から、お仕事をご一緒したかったので遂に念願がかないました。マイペースなところも含めて、素の中村さんに近いのではと想像しています。中村さんの、いや古賀一織の魅力満載のドラマにしたいです」

◆『わたしのお嫁くん』
4月12日(水)スタート
毎週(水) 22時~22時54分

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