
【ニューヨーク共同】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は9日、早期退職者の募集を始めることを明らかにした。電気自動車(EV)などの開発、販売競争が厳しくなる中、経営基盤を強化するため早期退職を募り固定費削減につなげるのが狙い。
米CNBCテレビなどによると、早期退職は勤続5年以上の米国の事務系を中心とした従業員と、勤続2年以上の全世界の幹部職が対象。
GMは2024年末までに20億ドル(約2700億円)のコスト削減を進める計画で、CNBCは、米国のホワイトカラー系従業員約5万8千人の大多数を対象に早期退職を募る予定だと伝えた。