照ノ富士休場、4場所連続 両膝故障、糖尿病も

横綱照ノ富士

 大相撲の東横綱照ノ富士(31)=本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が10日、春場所(12日初日・エディオンアリーナ大阪)の休場を決めた。日本相撲協会に「両変形性膝関節症、糖尿病で3月31日までの休場を要する見込み」との診断書を提出した。両膝は昨年10月に手術を受け、回復が進まなかった。

 休場は4場所連続16度目となり、横綱在位10場所で5度目。全休は3場所連続が確実で、今場所も横綱不在となった。

 綱とりに挑む一人大関の貴景勝が出場力士で番付最高位。先場所から1横綱1大関で、初日から出場する横綱、大関陣は2場所続けて1人という寂しい状況になった。

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