メンデスから二塁打含む2H!原監督が打撃の成長絶賛の侍J大城卓三から巨人正捕手の座奪いたい若手強肩捕手とは!?

開幕1軍へ打撃の成長ぶりアピールした山瀬慎之助

3月8日、山瀬慎之助が、ジャイアンツ球場で行われたシート打撃に参加し、3打数2安打。課題だった打撃で成長を見せ、開幕1軍へアピールした。

第1打席、山瀬慎之助はメンデスから低めのストレートを左中間にツーベースヒットを放つ。さらに、育成ドラフト1位ルーキーの松井颯との第3打席では、試合のつもりで食らいつくイメージで臨んでいた山瀬慎之助は、9球ファールを重ね、13球粘った末に14球目の変化球を捉え、レフト前ヒットにした。

強肩が売りの山瀬慎之助の課題は、打撃だったが求められる役割を理解し、1年目からマシンの球を引きつけ、横にファールにする練習を繰り返し、球数を投げさせる打撃を磨いてきた。

今シーズンの春キャンプは2軍スタートだった山瀬慎之助だが、那覇キャンプから1軍合流し、持ち前の強肩に加えてオープン戦2試合連続ツーベースヒットを放ち、粘りの技術が身に付けた打撃で存在感を示してきた。

開幕1軍入りを目指し、打撃で存在感を増す山瀬慎之助が、巨人正捕手の座を争う侍ジャパンの大城卓三、小林誠司、打撃好調の岸田行倫ら捕手陣の競争に割って入っている。

原監督からも打撃の成長ぶりを絶賛されている山瀬慎之助が、開幕1軍を掴み取ることができるのか注目だ。

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