尹大統領の支持率下落 理由1位は対日外交...「第三者弁済案」に反対6割

韓国の尹錫悦(ユン・ソンヨル)大統領の支持率が2週連続で下落し、肯定評価が34%、否定評価は58%となった。

(参考記事:韓国紙「日本政府、韓国がWTO訴訟撤回すれば輸出規制解除へ」 ネットでは反発多数

世論調査機関の韓国ギャラップが8~9日、全国18歳以上1002人を対象にユン大統領の職務遂行について尋ねた結果、肯定評価は前週比2%p下落した34%となった。

ギャラップ調査結果URL:

否定評価は3%p上昇した58%を記録したが、地域別ではソウルで65%、仁川と京畿で61%と高かった。

韓国の尹錫悦大統領

しかし、大邱と慶尚北道では肯定評価が50%、釜山と蔚山、慶尚南道は43%となった。

尹大統領の否定評価の原因の1位は対日関係と強制動員賠償問題が16%で、外交分野が13%で2位、経済と民生、物価が10%で3位を記録した。

肯定評価の理由としては、1位が分からないまたは回答拒否が22%、2位は労働組合への対応17%、3位は外交8%となった。

今回の調査で実施した「日本企業強制動員被害の第三者弁済案」については、反対が59%、賛成が35%となった。

今回の調査は、無線電話RDDサンプルフレームからランダムに抽出されたサンプルを対象に、電話調査員によるインタビュー方式で行われた。

サンプル誤差は95%信頼水準に±3.1%ポイントで、詳しい調査概要と結果は韓国ギャラップのホームページや中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

(参考記事:韓国の世論調査で「日本は好印象」が圧倒…20・30代 「否定」の倍以上
(参考記事:日本人の韓国への親近感が大幅UP…内閣府調査 18~29歳で好感突出
(参考記事:米媒体「世界で最も強力な国家6位は韓国」…日本を上回る 「韓国は世界的な経済大国」

© 合同会社WTS研究所