タイガー・ウッズ 元恋人に40億円の損害賠償を求め提訴される 昨年秋まで6年間交際

プロゴルファーのタイガー・ウッズ(47)の元恋人が、3000万ドル(約40億1000万)の損害賠償を求めウッズを提訴した。

元レストランマネージャーのエリカ・ハーマンさん(38)は、6年間のウッズとの交際期間中フロリダで同棲していたが、昨年秋に別れた後も、「口頭での賃貸借契約」に基づき賃貸契約はさらに5年間続くはずだったと主張。家賃を支払う代わりにウッズの選手生活を支える「貴重なサービス」を行ったとしている。ハーマンさんは、家の名義人である信託会社に対して訴訟を起こしており、口約束で残っていると主張する5年間のウッズの家の「合理的な賃貸価値」である3000万ドルを要求したかたちだ。

TMZが入手した書類によると、昨年秋にウッズのスタッフに説得されウッズ抜きで「短い休暇」を過ごすために荷造りをさせられたハーマンさんは、空港到着時、「締め出されて」家に戻ることを許されないことを代理人から告げられたという。空港でハーマンさんに会ったウッズの弁護士の1人は、元カップル間のあらゆる問題を解決する提案をしたとともに、お金を得るために「何か怪しいこと」をしたと非難し、ハーマンさんは家から4万ドル(約450万円)以上の現金を没収されたとも主張している。

一方この訴訟に対しウッズの信託会社は、口頭での契約はなかったと否定、ウッズの元妻エリン・ノルデグレンとの間の2人の子供もこの家に住んでおり、ハーマンさんは単にガールフレンドとして家に滞在していただけで、ウッズが関係を解消した後に出て行くように言われたと主張している。

8日には、ハーマンさんが性的暴行や嫌がらせの被害者を保護するスピークアウト法を理由に、2017年8月に署名した秘密保持契約(NDA)の無効を裁判所に求めたことが明らかになったばかりだった。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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