ガーシー氏除名、14日採決へ 懲罰委、15日に正式決定

ガーシー氏

 参院懲罰委員会は10日、理事懇談会を開き、海外から帰国せず「議場での陳謝」の懲罰を拒否した政治家女子48党のガーシー議員に対し、14日の懲罰委で新たな懲罰案を採決すると決めた。各党は国会欠席を続けるガーシー氏への批判を強めており、最も重い「除名」とする方針。15日の本会議で正式決定する見通しだ。

 ガーシー氏は昨年7月の参院選で当選後も外国に滞在し、一度も登院していない。参院は陳謝の懲罰を科すため、3月8日に本会議を開いたが、ガーシー氏は欠席した。

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