ガーシー議員除名なら国を訴える!政治家女子48党・大津綾香党首「除名はおじいちゃん議員の横暴」

NHK党から党名を改称した政治家女子48党の大津綾香党首(30)が10日、国会内での定例会見で、同党のガーシー参院議員(51、本名・東谷義和)が除名された場合、国に対して賠償を求める訴訟を起こす考えを明らかにした。

大津氏は「ガーシーは国民に選んでもらった。若い方はガーシーに投票してもらった方が多い。(除名は)それこそ横暴。おじいちゃん(議員)たちが勝手に、何か気にくわないからってガーシーを追い出してやろうみたいな、そんな前例を作っていいのかなと思います」と述べた。

ガーシー氏は参院懲罰委員会に弁明を申し出て、14日の懲罰委では同党政調会長の浜田聡参院議員(45)が代理で出席する。斉藤健一郎副党首(42)は「国民を選んだ議員を、多数派の議員がそれに対して懲罰をかけて除名するという前例を本当に作っていいのか。感情抜きで見た時に、ガーシー議員の今の状態が本当に除名を受けるようなものなのか」と強調した。

続けて「有権者からガーシー個人だけで30万票近くの票を得た中で、それはやはり罰として重いのではないか、ということで国賠をする。国民が選んだ人を国会議員によって罷免される。私たちの声の代弁者として国会議員を送り込んだのに、なぜ代弁者である国会議員が除名されたのか。それが国家に対する国家賠償請求をやるというところ」と説明した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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