東京大空襲78年、都庁で式典 都知事「平和の大切さ次世代に」

東京都庁で開催された「東京都平和の日記念式典」=10日午後

 約10万人が命を落としたとされる東京大空襲から78年となった10日、「東京都平和の日記念式典」が都庁で開かれた。小池百合子知事は「家族や友人を失った深い悲しみは今なお、被災した方々の心の中に深く刻み込まれている。記憶をしっかりと次の世代に語り継ぎ、平和の大切さを伝えていかねばならない」とあいさつした。

 空襲被災者を代表し、武蔵野市の小峰光弘さん(86)の「人間同士が殺し合う戦争は絶対にしてはいけない。この世界から戦争がなくなることを願う」とするメッセージを家族が代読した。

 都は戦争の惨禍を繰り返さないことを誓い、条例で3月10日を「平和の日」と定めている。

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