香川・豊島の産廃現場、整地完了

 国内最大級の産業廃棄物の不法投棄があった香川県土庄町の豊島で10日、投棄現場の整地工事が完了した。県が進めてきた一連の産廃処理事業の最終工程で、16日の専門家の現地確認を経て正式に事業終了となる。県と住民との間の公害調停成立から約23年を経て、国の廃棄物行政の転換点にもなった不法投棄問題は大きな節目を迎えた。

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