高野山や温泉 春の和歌山楽しんで キャラバン隊 山陽新聞社訪れPR

和歌山の観光をPRしたキャラバン隊

 春の行楽シーズンを前に、和歌山県の観光キャラバン隊が10日、岡山市北区柳町の山陽新聞社を訪れ、弘法大師空海が開いた高野山や、日本三古湯の一つに数えられる白浜温泉などをPRした。

 一行は観光キャラクターの「わかぱん」「くえどん」と、県観光振興課の杉本彩歌さん(23)。空海が今年生誕1250年を迎えるのを記念し、高野山金剛峯寺をはじめ、善通寺(香川)、東寺(京都)といったゆかりの地を巡るスタンプラリーを行っていることをアピール。雄大な太平洋を眺めながら走行できる、サイクリングロードの整備も紹介した。

 白浜温泉がある白浜町では名湯・秘湯が点在しているほか、高級魚クエを養殖で年中楽しめるといい、杉本さんは「和歌山には歴史や自然を感じられるスポットがたくさん。観光の後は温泉とグルメで癒やされて」と呼びかけた。

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