
【北京共同】中国自動車工業協会が10日発表した2月の新車販売台数は前年同月比13.5%増の197万6千台だった。プラスは4カ月ぶり。
新型コロナウイルスの感染を徹底的に抑える「ゼロコロナ」政策が終了し、協会は「景気は回復傾向だ」と指摘。ただ昨年末に税優遇が一部終了したこともあり、国内需要はまだ十分でないと強調した。
乗用車が10.9%増の165万3千台で、ガソリン車などは9.8%減だった。電気自動車(EV)などの「新エネルギー車」は55.9%増と大幅なプラスになった。商用車も29.1%増えた。