側溝にはまった高齢女性を救助 美作署、勝央中生4人に感謝状

感謝状を贈られた(左から)青木さん、清水さん、富田さん、尾高さん

 美作署と同署管内防犯連合会は、道路の側溝にはまった高齢女性を救助した勝央中生4人に感謝状を贈った。

 生徒は1年青木千波さん(13)と2年の清水颯大さん、富田秀祐さん、尾高龍之介さん=いずれも(14)。

 2月15日夕、青木さんが習い事からの帰宅中、岡山県勝央町植月東の国道429号で側溝(幅、深さ各約50センチ)にはまって動けなくなっていた高齢女性を発見。通りかかった清水さんら3人に協力を求めて引き上げた。女性に大きなけがはなく、居合わせた人が自宅に送り届けたという。

 同中で8日に贈呈式があり、松永雄一署長が4人に感謝状を手渡した。青木さんは「勇気を出して助けることができた。今後も困っている人を見たら手助けしたい」、清水さんら3人も「あのままだったら大変なことになっていた。素早く対応でき、大きなけがもなくて良かった」と話していた。

感謝状を贈られた(左から)青木さん、清水さん、富田さん、尾高さん

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