「日本の生ビールが大好き!」イ・ジェウクが日本初のファンミーティング開催

ドラマ「還魂」で大ブレークしたイ・ジェウクが、1月29日、東京・ニッショーホールで日本で初のファンミーティングを開催した。TVガイドWebでは昼公演の模様をリポート。

ポール・キムの「Every Day, Every Moment」を歌いながらイ・ジェウクが登場すると、会場からは大歓声が。昼夜2回行われた本公演への申し込み数は、定員に対して5~6倍にもなったそうで、その人気ぶりがうかがえた。

早速始まったトークでは、イ・ジェウクの赤ちゃんの頃からの写真を見ながら進行。MCに、どんな子どもだったのかを聞かれると「とても記憶力がよかったです。あまり泣かない子どもだった。おとなしくて、言われたことはきちんとする」と答え、「僕は(赤ちゃんの時から)完璧主義者なんです」と言い会場の笑いを誘った。さらに、幼い頃からの癖を聞かれ、「僕は寝る時、腕を上げた状態で寝るんです」と普段の様子を伝えた。

続いて、韓国語を自身のことになぞらえて例文で教えるコーナーでは、「モシッソヨ(かっこいいです)」という言葉を教えつつ、MCに「自分が一番カッコよく見える時は?」と聞かれると、「僕はカメラの前にいる時が一番かカッコいいと思う」と回答。客席からは納得の拍手が起こった。さらに「マシッソヨ(おししいです)」という単語を「日本に来るとラーメンがおいしいです」という例文で紹介。「ラーメンは顔がむくむかと思って食べられていませんが、僕は日本食を本当に愛しているんです。着いてすぐトンカツを食べました。お好み焼き、日本酒も好き。なぜか分かりませんが、日本の生ビールがおいしいです」と語った。「マニジュセヨ(たくさんください)」という韓国語では、「人生で一番この言葉を使ったのはいつ?」と問われ、「日本に来て、生ビール(を飲んだ時)」と答えると観客は大爆笑。日本の生ビールが本当にお気に入りのようだった。

続いては、会場のファンからのお悩み解決コーナーへ。「ジェウクさんがすてきすぎて彼氏ができません」という悩みには、「できなかったら僕はもっといいよ」と客席のファンにエアでハートを送る場面も。「ジェウクさんが好きすぎて昨日眠れませんでした」というお悩みには、「夢で会えることを願っています」と返事。ファンがキュンとするコメントを返すのはさすがだ。「朝、二度寝をしてしまいますが、早くスッと起きられるコツは?」と聞かれると、「お勤めされている人だったら、クビになったら正気が戻ってきますよ」と時々ユーモアも交えて回答。さらに、「どうしたら自分に自信を持てますか?」という質問には、「正直、人によく見られる必要はないと思います。僕が愛してあげるのでご自身を愛してください」と心にグッとくるコメントも。

その後は、ファンへのプレゼント贈呈を懸けたゲームコーナーへ。チョコレート袋詰め、左手でポスターにサイン書き、だるま落とし、けん玉、ダルゴナゲーム(イカゲームで有名になったカルメ焼きを形通りにくりぬく)に挑戦したり、ファン大喜びのプレゼント抽選会も実施。ジェウク自身がロケ地で購入し実際に使っていたという、世界に一つしかないお猪口などもプレゼントされた。

最後のコメントでは「日本という国をとても愛しています。このように来ることができて本当に感謝していますし、幸せです。無事に締めくくることができて、今とてもうれしい気持ちです。3月以降は新しいドラマを準備することになりそうです。期待していてください」とあいさつ。エンディングの曲は、ジェウクが「皆さんのための曲です」と紹介した「少女」(「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」の挿入歌)をしっとりと聴かせた。「離れないよ」という歌詞がジェウクのファンへの気持ちを表しているよう。拍手で呼び戻されアンコールで歌ったのは、HYUKOHのバラード曲「TOMBOY」。歌い終わると「またお会いしましょう」と静かに舞台を後にした。優しさとユーモアにあふれたイ・ジェウクの人柄が感じられるイベントだった。

【INFORMATION】

イ・ジェウク ジャパンオフィシャルファンクラブ
https://leejaewook.jp/inform/index.html

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