「同級生からの暴言で転校」 山口、男子生徒と母親が会見

記者会見する男子生徒(左)と母親=10日午後、山口市

 山口県立光高の男子生徒が、同級生から「死ね」などの暴言のいじめを受けて転校を余儀なくされたとして、県教育委員会にいじめの認定と調査の報告を求めて10日、母親と山口市内で記者会見した。生徒は「早く調査をして報告してほしい」と訴えた。

 母親によると、生徒は1年生の頃に「死んじゃえばいいのに」「きもい」「殴りたい」などの暴言を複数の同級生から受けた。今月始まる選抜高校野球大会に出場する野球部の生徒も含まれているとしている。

 男子生徒は2年生の春から不登校になり、22年7月に通信制高校に転校した。

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