『スッキリ』加藤浩次と武田真治の“めちゃイケ”ノリが世代間ギャップで視聴者に通用せず「放送事故」「不快」とクレーム続出

汐留ジオサイトの日本テレビタワー

3月10日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、天の声ゴールドに俳優でサックス奏者の武田真治(50)が登場。コーナー後もは、武田はスタジオに登場し、MCの加藤浩次(53)から無理やり服を脱がされる“コント展開”を繰り広げたが、2人の関係性を知らない世代から「不快」「いじめ」とクレームが殺到している。

加藤と武田と言えば、1996年10月から2018年3月まで放送されていたお笑い番組『めちゃ×2イケてるツ!』(同じ)で長年レギュラー共演していた仲。そのため、武田が天の声として「最近感動したのは、僕の親友(武田)の友達が17年間の朝の顔の務めを終えようとしていることです」と加藤をねぎらう場面も。

その後、武田がスタジオ横のブースでタンクトップ姿になり「吹く」「吹かない」という2択を左右の胸に貼って“筋肉ルーレット”をする展開になると、加藤から「タンクトップ脱げよ」「乳首を見せろ!」「ルーレットの玉(乳首)を見せろ!」としつこく迫られた武田は嫌々ながら、自らタンクトップを引き裂き乳首を披露。

しかし、緊張して左右バラバラに胸の筋肉を動かすことができず、武田は筋肉ルーレット失敗のままサックスを手にスタジオ入りした。

その際、武田は破れたタンクトップを隠すように赤チェックの上着を羽織って登場したのだが、武田がサックスを吹いている間にも加藤は武田の上着を無理やり剥ぎ取り、武田は「もうすぐ(俺)パパになるんだぞ!かっこ悪いだろ!」「やめろって!」「(番組が)終わるからって何でもしていいわけじゃないんだぞ」とブチ切れ。

そして加藤からほぼ上裸にされた武田は、反撃とばかりに大爆笑する加藤のスーツに手をかけると上着を脱がせ、ネクタイをはずそうと乱闘に発展。その様子を森圭介アナウンサーがあたふたしながら「2人は戦友ですから」「番組17年やりましたが、加藤さんが服を脱がされるの初めてです」「MCが服を脱がされています」と解説するという放送事故さながらの展開になり、加藤の「放送事故だろ!CMいって!」の声とともにCMに突入した。

すると、一連の展開についてネット上で「加藤浩次、嫌がってる人に対して無理やり過ぎてやめて欲しい」「不快だわ、大人でもやっていい事と悪い事あんだろ。あれを悪ふざけとして見られるのはガキまでだわ」「めっちゃ不快だった。子がこういうノリが面白いと思って友達のことしつこくいじるような子になって欲しくない」「久々にスッキリ見たら武田真治が加藤浩次にイジリ超えていじめられててめちゃくちゃ不快になって番組変えた」とクレームが殺到することに。

「『めちゃイケ』を見ていた世代には、2人がコントを繰り広げていることは明らかで『めちゃイケ世代としてはあの2人の絡みを久々見れて、笑いながら涙出ました』と懐かしく思う人が多かったようですが、コンプライアンスが厳しくなった今のテレビでは通用しない笑いだったかもしれませんね」(週刊誌記者)

そのため「めちゃイケ知らない人は分からんだろうね〜。あれ、お互いにワザとよ笑。そーゆー仲なのよ笑。誤解しないで」「このノリ、令和には合わないのかも。でも凄く楽しかった。ありがとう。偉い人たち、怒らないであげて」とフォローもあがっていた。

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