最強の4番は田原俊彦?【80年代男性アイドルでベストナイン選出】WBC開催記念!  WBC3度目の制覇へ必勝祈願!

80年代男性アイドルの “ベストナイン” を選出!

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が実に6年ぶりに開催される。これまでの4回中、日本は2回優勝し、それ以外はいずれもベスト4という優秀な成績。日米野球でコテンパンにやられていた昔からは考えられない健闘ぶりである。果たして第5回大会の優勝の行方は?

というわけで、WBCにかこつけて80年代男性アイドルの “ベストナイン” を選出しようという強引な展開に持ってゆく。しかしながら、スポーツ観戦にすっかり疎くなってしまった自分は今の野球界のことは全く分からないので、ここは人生で一番プロ野球に熱中していた、長嶋ジャイアンツV1・V2時代を思い出しながらラインナップを考えてみたい。

ただ、80年代男性アイドルと一口にいっても、10年間の顔ぶれとなると対象が多すぎてとても選びきれないため、80年代前半、つまり1984年デビュー組までに絞るという勝手な取り決めをさせていただく。さらに、メンバーを選ぶだけではつまらないので、応援する際にスタンドから演奏する曲を選手の持ち歌から1曲選びたい。というこれまた勝手なルールにもご容赦を。それでは、プレイボール!

1番:シブがき隊 / サムライ・ニッポン

まず1番は着実に塁に出てもらいたいので、ヒットの多いシブがき隊に。… って、いきなりグループでズルいと言われそうだが、解体してしまうと9人の枠内ではとても収まらないのでご勘弁。

シブがき隊の曲はどれもブラスバンドに映えそうだが、ここは全日本チームを応援する意味で「サムライ・ニッポン」をぜひ。まさに “侍ジャパン” なのだ。

2番:竹本孝之 / とっておきの君

2番は竹本孝之でどうだろう。1981年に開催されたミスターCBSソニーオーディションで3万人の中から選ばれてグランプリを受賞したナイスガイ。ヤクルトスワローズで巨人キラーとして活躍した川崎憲次郎投手とは親戚にあたるらしい。曲は伊藤さやかと共演した青春ドラマ『陽あたり良好』の主題歌だった「とっておきの君」にて。

3番:近藤真彦 / ギンギラギンにさりげなく

重責の3番は張本にも負けないヒット職人だったマッチこと近藤真彦にお願いしたい。そもそもジャニーズ事務所に入るきっかけが、所属していた少年野球チームの集合写真からジャニー喜多川が見出だしてスカウトされたという経緯がある。たしかハウス食品のスナック菓子、ロッカッキーのCMでも野球のユニホームを着ていたと記憶する。曲は千葉ロッテマリーンズや福岡ソフトバンクホークスが選手の応援歌や登場曲として使用している「ギンギラギンにさりげなく」。

4番:田原俊彦 / 抱きしめてTONIGHT

そして最強の4番打者はやはり田原俊彦だろう。サッカーより野球が好きと豪語するトシちゃんは、映画『瀬戸内少年野球団(青春篇) 最後の楽園』にも主演している。ヒット曲が多すぎて迷うところだが、元気をもらえる「抱きしめてTONIGHT」で応援だ!

5番:野村義男 / 待たせてSorry

ON砲やOH砲にも負けないTM砲と来たら、当然たのきんトリオのもうひとり、野村義男を並べないわけにはいかない。5番は末次や柳田にも通ずるマニア受けするポジション。名選手の野村克也と吉田義男を混ぜたような名前でもあるし(強引)。曲はThe Good-Byeでの活動前に出されたソロデビューアルバムの表題曲だった「待たせてSorry」でお願いします。

下位打線は「レッツゴーヤング」サンデーズから選出!

以下は下位打線とはいえどまだまだ強力なメンバーが控えている。6〜8番はNHK『レッツゴーヤング』で同時期にサンデーズを務めた3人、新田純一、堤大二郎、ひかる一平を順不同で。

そのルックスからニセマッチなどと言われた新田純一だが、年齢はマッチよりひとつ上。ジャニーズ事務所からスカウトを受けながらも断った経緯があるという。永瀬正敏や森尾由美と共にドラマ『だから青春 泣き虫甲子園』に出演していた。曲はそのエンディングテーマに使われた「パンドラの箱」をリクエストしたい。

堤大二郎が芸能界デビューを飾ったのは、円谷プロ製作のドラマ『ぼくら野球探偵団』だった。ABC夏の高校野球テレビ中継のオープニングソングで、かつて高岡健二がリリースした「君よ八月に熱くなれ」も歌っていた。剣道や水泳、ボクシングなどスポーツ万能のタフガイだけに野球センスも抜群のはず。デビュー曲の「燃えてパッション」で盛り上げたい。

ひかる一平は『3年B組金八先生』第2シリーズの役のイメージが強いが、個人的には『ひかる一平の恋のサインはSHE-SAY-DO!』という、スポンサーの資生堂の名前がタイトルに織り込まれたラジオ番組が妙に印象に残っている。坂上とし恵とのサンデーズコンビで主演した映画『胸さわぎの放課後』もよかった。曲はやはりデビュー曲の「青空オンリー・ユー」。

9番:沖田浩之 / E気持

9番のエース役は華のあるスタープレイヤーでなければならないので、沖田浩之を天国から呼び寄せてしっかり相手チームを抑え込みたいところ。

野球との接点はちょっと思い出せないが、竹の子族のダンスで鍛えたしなやかな足腰で、全盛期の堀内恒夫に劣らないいい球をきっと投げてくれると思う。最後は高らかに「E気持」を全員で合唱してゲームセット。おつかれさまでした!

カタリベ: 鈴木啓之

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