東日本大震災の教訓を後世に 伝承施設「南三陸311メモリアル」にも多くの人 宮城・南三陸町

2022年10月に開館した宮城県南三陸町の震災伝承施設にも、県内外から多くの人が訪れています。

南三陸311メモリアルです。震災の教訓を後世に伝えようと去年10月オープンしました。11日には多くの人が訪れ、町を襲った津波を映した写真などに見入っていました。

南三陸町の小学生「(知らなければ)自分もそういう被害に遭ってしまって犠牲者になってしまうと思うので、ちゃんとその震災のことも知っておかなきゃと思う」

また近くにあり、町の職員などが犠牲になった防災対策庁舎では、手を合わせる人の姿が見られました。

宮城県内では、震災により関連死も含め1万570人が亡くなり、現在も1215人が行方不明となっています。 宮城県内はきょう1日、鎮魂と追悼の祈りに包まれます。

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