“青鬼”菊池風磨の知られざる過去とは? 「大病院占拠」の前日譚をHuluで配信

Huluでは、日本テレビ系連続ドラマ「大病院占拠」(土曜午後10:00)で本日3月11日放送・第9話の放送後から、Sexy Zone・菊池風磨が演じる武装集団のリーダー・青鬼こと耕一を主人公とした、Huluオリジナルストーリー「大病院占拠前 the night before」が配信される。

櫻井翔が主演を務める「大病院占拠」は、日本が誇る大病院が、鬼の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、休職中だった捜査官・武蔵三郎(櫻井)が、人質を救うため犯人に立ち向かっていく完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンス。スタッフには、2019・21年に衝撃をもたらしたサスペンスドラマ「ボイス 110緊急指令室」(同系)の制作チームが再び結集。物語は残すところあと2話となり、鬼の占拠の目的や、真の黒幕の存在など、結末に向けて、一瞬たりとも目が離せないスリリングな展開となっている。

そんな中で、武蔵と並んで初回から大きな注目を集めていたのが、武装集団のリーダー・青鬼。常に冷静沈着に指示を出し、武蔵や捜査官たちの奔走をあざ笑うかのように次々と指令を出題し、その巧みな演技力と存在感が話題を呼び、SNS上では「青鬼は一体誰!?」「あの口元は、あの人では?」と、考察合戦が巻き起こった。

そして、2月11日放送・第5話で、ついに青鬼の正体が菊池だと判明。変わらぬ落ち着きようで捜査をかく乱し、やがて青鬼=耕一がこの事件を起こした原因が界星堂病院にあるからだと分かった。地上波ドラマがクライマックスに向けて加速する中、「大病院占拠前 the night before」では、ある出来事をきっかけに耕一が“大病院占拠”の計画を思いつくまでの前日譚を描く。

物語は、界星堂病院が占拠される半年前にさかのぼる。耕一は、刑事の相模俊介(白洲迅)と共に設計事務所に侵入。そこで界星堂病院の設計図のデータファイルを入手しようとするものの、突然やって来た事務所の職員と警備員に遭遇したことで中断する。自分たちは刑事だと言ってその場をごまかした耕一と相模だったが、職員らと一緒に乗り込んだエレベーターが途中で止まって閉じ込められてしまう。

さらに、そこへ「生きてエレベーターを出たければ、この中にいる殺人犯を見つけ出してください」というアナウンスが流れる。誰がどんな目的でエレベーターに閉じ込めたのか。殺人犯とは? 乗り合わせた職員や警備員たちはその事件にどう関与しているのか? 密室状態の緊迫したエレベーターの中で切って落とされた、顔の見えない犯人と耕一との激しい頭脳戦。いかんなく発揮される彼の推理と行動力が見どころとなる。そして耕一は、ここでの事件をきっかけに病院の占拠計画を思いつく。彼が青鬼になるトリガーとは一体なんだったのか!? 地上波では語られなかった耕一の過去がつづられる。

作品を手掛ける尾上貴洋プロデューサーは「名探偵『青鬼』誕生――。このドラマを一言で表すならこうなります。後の青鬼となる耕一が、あるエレベーターの中である事件に巻き込まれます。『犯人は誰か? 動機は何か? トリックは何か?』。ほぼエレベーターの中だけという限られた空間、情報しかない中で、どのように事件を解決するのか…。耕一と刑事・相模のコンビが、類まれな頭脳と行動力を持っていることがよく分かるエピソードになっています。『大病院占拠』のエピソード0にあたる超密室サスペンス、ぜひ楽しんでいただければと思います」と見どころを話している。

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