日本、チェコ下し3連勝 佐々木朗希、3回2/3を1失点

チェコ戦に先発し、3回2/3を2安打1失点だった日本先発の佐々木朗=東京ドーム

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、東京ドームで1次リーグB組の2試合が行われ、日本は10―2でチェコを下し3連勝した。12日にナイターでオーストラリアと対戦し、勝てば全勝で1位での準々決勝進出となる。デーゲームでチェコが韓国に敗れると、その時点で準々決勝進出が決定する。

 先発した佐々木朗(ロッテ)は3回2/3を投げ2安打1失点(自責点0)、8奪三振だった。最速は164キロ。打線は0―1の三回に吉田(レッドソックス)の2点二塁打と山田(ヤクルト)の適時打で3点を挙げて逆転した。四回にヌートバー(カージナルス)の適時打、近藤(ソフトバンク)の適時二塁打、大谷(エンゼルス)の適時二塁打、吉田の犠飛で一挙4得点。八回には牧(DeNA)のソロなどで2点を加えた。

 オーストラリアは中国に12―2の七回コールドゲームで大勝し、2連勝した。3連敗の中国は1次リーグ敗退が決定。

 1次リーグA、B両組の上位2チームが東京ドームでの準々決勝に進み、米マイアミで行われる準決勝進出を懸けて戦う。

4回日本1死二塁、ヌートバーが中堅に適時打を放つ=東京ドーム
3回日本2死一、二塁、吉田が左翼に逆転の2点二塁打を放つ=東京ドーム
中国(手前)に7回コールドで勝利したオーストラリア=東京ドーム

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