
在日本大韓民国民団(民団)徳島県本部に「実弾で浄化する」との趣旨の脅迫文を送り付けたとして男が逮捕されたことを受け、民団は11日、徳島市で記者会見を開いた。差別思想を背景にしたヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性があるとし、姜盛文県本部団長(45)は「いくら韓国が嫌いでも殺すとは言ってはいけない」と涙ながらに訴えた。
姜団長によると、県本部は昨年9月16日に「実弾ニ寄ル消化ニヨッテ浄化スル」などと書かれた脅迫文を確認した。日韓交流イベントの打ち合わせで団員らが集まった日だった。県警は今月1日、脅迫容疑で徳島市の男を逮捕した。