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2023年3月11日に公開された動画ではゲストにれいわ新選組の長谷川ういこ氏をお招きし、ライバル政党やれいわボランティア、先日の牛歩戦術について語っていただきました。
統一地方選挙は何人当選を目指す？
【このトピックのポイント】
・ライバルは自民党の積極財政派。違いはお金を防衛に使うか生活に使うか
・牛歩戦術でも予算案可決は避けられず。目的は国民への問題提起
・統一地方選挙は100人立候補と50人の当選を目標に国と地方の連携を目指す
長谷川氏のプロフィールは以下の通りです。
れいわ新選組の参議院政策委員と政策審議会経済担当、さらにれいわ政治塾塾長を担当し政策に精通していらっしゃいます。今は統一地方選挙のマニフェストも担当されているとのことです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして長谷川氏に回答していただきました。
ライバル政党はどこ？
ライバル政党について問われると長谷川氏は待ち構えたように「自民党です」と明言。
自民党の積極財政派に対して「ライバル関係にある」とコメントしました。
両者の違いについて長谷川氏は「大砲かバターか」とのこと。自民党の積極財政派が防衛関連や利権にお金を使うのに対し、れいわは食料などの生活に関わるものに使うという方向性の違いに言及しました。
比較的規模感が近く、新しい政党である参政党やNHK党についてはどのように考えているのでしょうか。長谷川氏によると一部の有権者には「3つの政党の見分けがつかない」と言われることもあるとのこと。
差別化については「言葉だけでは難しい」とし、地方議員を増やし日々の活動の中で政策の違いを訴えていくことが差別化にもつながるかもしれません。
れいわボランティアの魅力は？
れいわ新選組には、全国にボランティアチームが存在しています。
MC鈴木邦和はボランティアチームの印象について「すごく熱心だしリアルでもネットでも一生懸命活動されている」とコメント。長谷川氏は他の政党のボランティアとの違いについて「初めて政治に関わった方がすごく多い」「新しいことを知りたいという熱意がすごい」といった点を挙げました。
SNSを駆使している点もれいわのボランティアの特徴です。参院選の時には街宣前日の夜中に告知したにも関わらず会場には人が集まり、なかにはたまたま出張で近くにいたから駆けつけたという方もいたそうです。長谷川氏は「その機動力がすごい」と語りました。
牛歩戦術が賛否を呼んでいますが…
2月28日の衆院本会議で令和5年度予算案の採決に際し大石氏とくしぶち氏が牛歩戦術を展開し、後に厳重注意を受けています。
牛歩の理由について長谷川氏は令和5年度予算案の内容に言及。防衛関連予算が大幅に増やされた一方で、岸田総理が言及していた「異次元の少子化対策」や「子ども予算倍増」にはほとんど触れられていません。
さらに、長谷川氏は新型コロナや物価高から回復の途上にある地方への予算や社会保障予算も自然増に留まったことに触れ「こんな軍拡予算をあっさり通すのは違う」と説明しました。
しかし、牛歩戦術をとったところで予算案の可決は避けられません。それでも牛歩戦術にこだわる意味について長谷川氏は「国会は多数派の力で押しつぶされてしまうところ。可能な限り見ている国民のみなさんに抵抗しないといけない問題なんだと示すことが必要」とコメントしました。
MC鈴木「ただ反対してもその理由は伝わらないので、根本的な解決策ではないけれどアピールするための策だということですね」
統一地方選挙何人当選させたい？
いよいよ目前に迫る統一地方選挙。れいわ新選組は100人の立候補を目指し、達成に近づいてきているとのことです。
その中で長谷川氏は「半分ぐらい当選したい」としつつ、地方選挙は政党よりも属人的な要素で得票数が変わることもあり「どれくらい当選できるかは未知数」ともコメントしました。
統一地方選挙後の展望については、当選した地方議員が「れいわの政策は実現可能なんだということを示していく」ことが国政にとっても肝要だと長谷川氏は語ります。
地方と国政の連携を対等な関係で強化していきたいとのことでした。
最後にMC鈴木が国政における他党との連携について質問すると、長谷川氏は自民党の閣外協力ははっきりと否定。
野党同士については、一致するいくつかの政策を実現するための連立であれば可能性はあるとしつつも、「違う点をしっかり議論しないとただの野合になってしまう」とコメントしました。
動画本編はこちら！
れいわ新選組のライバルはどこ？牛歩戦術って意味あるの？
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