トム・ブラウン「ライフ・イズ・ビューティフル」江戸時代から300年続く極上食材『三関せり』に仰天

お笑いコンビ、トム・ブラウンの布川ひろきとみちおが11日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。宮川大輔と共に秋田県湯沢市で“シャキシャキ食感”と“さわやかな香り”を楽しめる旬の極上食材『三関せり』を育てる名人を訪問し、絶品料理の数々を堪能した。

まず名人に案内されて訪れたのは、江戸時代から約300年も受け継がれているという『三関せり』を育てるビニールハウス。その中は、水田のような作りになっていて、トム・ブラウンも「池じゃん! こんなジャブジャブなところで育てるの!?」「見たことないビニールハウス」と仰天。

一般的な『せり』よりも、うま味と香りが濃いといわれる『三関せり』を美味しく育てるポイントは“水”。名人は年間を通して14〜15度のミネラル豊富な地下水を使用しているそうで、水田に手を入れたみちおは「あったか〜い」と感激していた。

また、『三関せり』の一番の売りは“長くてキレイな根っこ”。秋田の寒冷な環境と“ふすま”と呼ばれる小麦の皮を混ぜた土の中で、たっぷりと養分を蓄えながら育つことで、言葉では言い表せないほどの独特な美味しさを誇るとのこと。

生の『三関せり』を食べるトム・ブラウンの布川ひろき

そんな『三関せり』を生で食べてみた3人は「シャッキシャキ! みずみずしい!」「かめばかむほど甘い!」「この香り! さわやか!」と感動。その様子に名人も「よかった〜」とうれしそうな表情を見せた。

『せりとマグロのユッケ風』

その後、“三関せりのフルコース”を堪能した3人。『せりとマグロのユッケ風』を作る際には、背筋力約300キロだと自称する“怪力みちお”が、せりの水気を絞るお手伝いで周囲を驚かせる場面も。肝心のお味は、「生きててよかった」と両手をあげて絶賛していた。

『せりの肉巻き』

さらに、極上のさしが入った“みなせ牛”でせりを豪快に巻き込む『せりの肉巻き』は、口いっぱいに頬張ったみちおが満面の笑みで「ライフイズビューティフル」と太鼓判を押した。

『せりの水餃子withせりダレ』

ほかにも、『せりの根の天ぷら』『せりの水餃子withせりダレ』で、『三関せり』の“シャキシャキ食感”と“さわやかな香り”を味わい尽くした3人。最後の乾杯メニューは、秋田の名物“きりたんぽ”をアレンジした『せりたんぽ鍋』をいただくことに。

絶品料理を堪能するトム・ブラウンのみちお

潰したアツアツご飯の中に刻んだせりを混ぜ込み、細長く成形したら“きりたんぽ”ならぬ“せりたんぽ”が完成。それを、『三関せり』の根、まいたけ、比内地鶏などと一緒にしょう油ベースの出汁で煮込んだ鍋でいただくと「美味しい!」「あきたこまちのうま味とせりのうま味がすごいです」と、存分に堪能し、番組を締めくくった。

『せりたんぽ鍋』

写真提供:(C)日テレ

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