スポーツ界も各地で追悼 震災12年、半旗や黙とう

試合前、黙とうする楽天の田中将(奥左から3人目)ら=静岡

 東日本大震災から12年を迎えた11日、スポーツ界も各地で追悼の動きが広がった。プロ野球はオープン戦の行われた全6球場で黙とう。楽天はロッテ戦のあった静岡市の静岡県草薙総合運動場野球場や、本拠地の楽天モバイルパーク宮城(仙台市)で半旗を掲げた。

 2013年に24勝0敗という歴史的な活躍で球団初のリーグ制覇と日本一をもたらした楽天の田中将大は「チームとして、東北という名前を背負ってずっと戦っている。明るい話題を届け、一緒に喜びを分かち合いたい」と思いを語った。

 12日からエディオンアリーナ大阪で春場所が始まる大相撲では、宮城野親方(元横綱白鵬)が「日本中が忘れてはいけない日。思いは変わらない」と語った。福島市出身の関脇若隆景は「あの日を振り返ると、いろいろな思いがある」と話した。春場所担当の親方衆は震災発生時刻の午後2時46分、会場内で黙とうをささげた。

 東京・秩父宮ラグビー場で行われたラグビーの東京SG―埼玉では試合前に黙とうがささげられ、両チームの選手が円陣を組んで犠牲者を追悼した。

大相撲春場所が開催されるエディオンアリーナ大阪で、東日本大震災の発生時刻に合わせ黙とうする親方衆=11日午後2時46分、大阪市(日本相撲協会提供)
東日本大震災から12年を迎え、ラグビーリーグワン1部の試合を前に黙とうする東京SG(右)、埼玉の両選手ら=11日午後、東京・秩父宮ラグビー場

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