シーガルズ 粘り見せるも及ばず PFUに2―3、順位変わらず

第1セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加(2)がブロックを決めて28―26とし、このセットを先取する=ジップアリーナ岡山

 バレーボールのV1は11日、岡山市のジップアリーナ岡山などであり、女子で10位の岡山シーガルズは9位PFUに2―3に敗れた。通算8勝21敗(勝ち点28)で、順位に変動はなかった。

 シーガルズはセットカウント1―2の第4セット、17―18からセンター及川、エース金田の強打などで逆転し25―22でフルセットに持ち込んだ。序盤にリードを許した最終第5セットは及川のサービスエースやレフト佐伯の強打などで11―13まで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。

 首位東レは11位KUROBEをフルセットで退けた。3位埼玉上尾は日立を3―1で破り、5位NECに敗れたJTと入れ替わって2位に浮上。4位久光は姫路をストレートで下した。

PFU3―2岡山シーガルズ

26―28

25―17

25―21

22―25

15―11

 【評】岡山シーガルズは接戦を落とした。第1セットはジュースの末に佐伯のブロック得点で先取し、後がなくなった第4セットは及川、金田を軸に取り返す粘りを見せた。しかし、最終第5セットは3―5から5連続失点。ラリーに持ち込んでもアタックの精度を欠き、11―15で力尽きた。

 PFUはブロック得点がシーガルズの2倍となる12を数え、アコスタが両チーム最多25得点をマークした。

© 株式会社山陽新聞社