天満屋・前田がMGC切符獲得 名古屋ウィメンズマラソン3位

自己ベストの2時間22分32秒で3位に入り、MGC出場権を獲得した前田穂南=名古屋市

 2024年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月15日・東京)の出場権を懸けた名古屋ウィメンズマラソンは12日、名古屋市のバンテリンドームナゴヤ発着で行われ、天満屋の前田穂南(26)が2時間22分32秒の自己新で3位に入り、MGC進出を決めた。21年東京五輪以来のフルマラソンで2大会連続の大舞台に向けた最初の関門を突破した。

 序盤から2位集団でレースを進めた前田は同じく東京五輪代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)に次ぐ日本人2番手でゴール。順位にかかわらずMGCに進める2時間24分0秒以内の条件をクリアした。33位に終わった五輪後、けがなどに苦しんだランナーは復活を印象づけた。

 天満屋勢のMGC切符獲得は5人目。

前田穂南

© 株式会社山陽新聞社