岡山一斉清掃 市長、副知事も参加 笹ケ瀬川で「里海 未来へ」

川岸でペットボトルを回収する大森市長(左)と横田副知事

 瀬戸内海の海ごみ削減を目指し岡山市西部・笹ケ瀬川で12日行われた一斉清掃活動で、主会場(北区平田)では大森雅夫同市長と横田有次岡山県副知事が、住民らと取り組んだ。

 2人は、ぺットボトルやプラスチック袋などのごみの多さに驚きながら、火ばさみで一つ一つ回収。取材に大森市長は「海ごみ削減には今回のような清掃活動だけでなく市民啓発も大事」と語り、横田副知事は「地域の取り組みが前進するよう県としてバックアップできれば」と話した。

 今回の清掃活動は、山陽新聞社の吉備の環(わ)アクション「里海 未来へ」の一環。北区一宮~南区浦安西町の河川敷約9キロ区間に7会場を設け、計約600人が約1.6トンを集めた。

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