食品輸入規制の撤廃要請 駐中国大使が商務相と会談

垂秀夫駐中国大使

 【北京共同】垂秀夫駐中国大使は11日、王文濤商務相と会談し、東京電力福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制撤廃を求めた。在中国日本大使館が12日までに発表した。

 ビジネス環境の改善や、日本企業への支援も要請した。2019年を最後に中断している閣僚級の「日中ハイレベル経済対話」の早期実現を含め、経済分野の意見交換を継続していくことでは意見が一致した。

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