小型機パンクで空港が終日閉鎖 長野・松本、5便欠航

 12日午後0時45分ごろ、長野県松本市の松本空港で、離陸しようとした民間企業の小型ジェット機の後輪タイヤがパンクした。機体は滑走路上で動けなくなり、空港は閉鎖した。フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が運航する松本発着の午後の定期便計5便が欠航し、約400人に影響が出た。13日早朝からの運用再開を目指す。機体は12日午後7時前に滑走路外へ移動した。

 松本空港管理事務所によると、同機は大阪府の八尾空港を出発し松本空港に着陸。その後、神戸空港へ向かう予定だった。搭乗していた3人にけがはなかった。パンクの原因は不明で、滑走路は12日早朝の点検で異常は確認されなかった。

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