
野球のWBC日本代表は12日、東京ドームでオーストラリアを7―1で下し、4戦全勝。大谷翔平が自身大会初本塁打となる豪快な3ランを放ち、1次リーグB組1位で準々決勝進出を決めた。3大会ぶりの世界一に向け、期待の声は日に日に高まっている。
東京都の会社員福田健人さん(27)は「大谷選手のホームランが見たかった」と初戦から4日連続の観戦。一回に特大の本塁打をついに目撃し「おじいちゃんになっても、ずっと自慢できる。このチームで優勝できなかったら、もう今後無理だと思うので、ぜひ世界一になって」と興奮した様子で話した。
東京都の会社員堀川裕太郎さんは初戦に続いて観戦し「日本代表みんなが楽しそうに野球をしているのがいい。まずは準決勝で米国戦が見てみたい」と期待した。
友人家族と子ども連れで訪れた東京都の女性会社員は「どんどんムードが高まっているように感じる。昨年のサッカーのワールドカップ(W杯)も盛り上がったが、これからあれ以上に盛り上がると思う」と期待した。