【明日香村】川原寺でプロジェクションマッピング「幻桜の夜」開催!

【明日香村】川原寺でプロジェクションマッピング「幻桜の夜」開催!

奈良県明日香村にある『川原寺』で2023年3月24日(金)~4月2日(日)に開催されるイベント「幻桜の夜」。

『川原寺』の外観にプロジェクションマッピングを施し、かつて中金堂の壁を埋め尽くしたとされる「三尊せん仏」を再現。

2021年から続き、今年で3回目となる。
口コミで年々来場者が増えているそう。

『川原寺』の歴史と、弘法大師空海生誕1250年

本堂のマッピング

外観のマッピング

『川原寺(かわらでら)』は、『飛鳥寺(法興寺)』・『薬師寺』・『大官大寺(大安寺)』と並び、「飛鳥の四大寺」と称されたが、中世以降に廃寺となり、現在は『弘福寺(ぐふくじ)』が法燈を継承。
写経発祥の地とされ、写経体験を楽しむことができる。

2023年は弘法大師空海生誕1250年とされ、『川原寺』を宿舎とし、四天王を作ったとされる。
ゆかりの地として知って欲しい、そんな想いも込められているイベントだ。

竹と灯りが生み出す、幻想的な飛鳥の夜

御堂ではプロジェクションマッピングだけでなく、竹を用いた竹灯りを設置予定。
なんとこちらの竹は、すべて手作り!
割れないように竹を乾燥させて、手作業で彫っているそう。

「『川原寺』は日本書紀などの文献に記載が少なく、謎が多いお寺なんです。
写経発祥の地であったり、中金堂の礎石であった珍しい"めのう石"が遺っていたりと、歴史ロマンが色濃く残るスポットでもあります。
この幻夜の桜をきっかけに、『川原寺』とその歴史を知って欲しいです」と話すのは、住職の扇谷さん。

プロジェクションマッピングや竹灯りを手掛けるデザイナーの小川さんは、
「弘法大師を直接的にマッピングの内容に入れているわけではなく、イメージとして表現しています。
プロジェクションマッピングを見て、感じて、『川原寺』や明日香村を知る入口になっていただければ」と話す。

「幻桜の夜」が開催される3月下旬~4月上旬は、同時に近くの『石舞台古墳』で桜のライトアップが開催される。
リアルな桜と、歴史を感じながら眺める幻の桜。
全く異なる、魅力的なふたつの桜を堪能しに、明日香村へお出かけしてみて。

「幻桜の夜」では、めのうの礎石もマッピング!!

開催概要

【開催日時】
2023年3月24日(金)~4月2日(日)
18:30~21:00
【開催住所】
川原寺跡(弘福寺)
【入場料】
大人500円/子ども200円
※乳幼児無料

川原寺跡(弘福寺)

  • 住所/奈良県高市郡明日香村川原1109
  • 電話/0744-54-2043
  • 営業時間/9:00~17:00
  • 定休日/無
  • 駐車場/有

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