【タイムくん 第172話】デジタルハグ

ここがポイント:僕の人類に対する心配はただの余計な心配で終わりそうです(笑)


みなさん、おはようございます。

ところで日常的にハグってしますか?僕は正直どっちかというとハグって苦手なので、外国育ちの友達とか外国人とかとお別れをするときが近づくと、ちょっとドキドキしちゃって、うまく誤魔化したいような逃げ出したいような気持ちでいっぱいになるんですよね。で、そんな話をこないだ思い切ってオーストラリア出身の女性に打ち明けたら、「私もハグしたい気分じゃないことあるからわかるわ」って言われて、外国人皆が皆ウェルカムでやってるわけじゃないんだーと、ある意味カルチャーショックを受けました。

まぁ、今回のデジタルハグの話はデジタル空間でハグするわけじゃなくて、色んなやりとりをまとめてデジタルハグって呼んでるらしいんですけど、そのハグっていう名称自体がハグ文化の人たちが名付けたにちがいないなぁって思って、ちょっと苦手だなぁって思っちゃったりしてます(笑)。

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でも、インターネットを介したやり取りでも「この人って自分のことを心配してくれてるなぁ」とかそういうのってなんだかんだ言って伝わることも多いので、やっぱり人って離れてても誰かに気にしてもらったり、誰かを気にして生きていたいんだなぁって改めて実感してちょっと暖かい気持ちになったような気がしたんですけど、春だから物理的に暖かくなっただけだったかもしれません(笑)。

詰まるところ、デジタルハグはハグするわけじゃない話なんですけど、その一方で、どうしたら遠く離れた人にハグができるか、みたいな研究をしてる人もやっぱりいて、タッチ・インターネットって呼ばれたりするみたいです。遠くにいる人とハグしたような感触を感じられるハギーパジャマっていうのもあるらしいです。インターネットで色々な擬似経験をすることで人は賢くなる反面、その分だけ五感が衰えていくんじゃないのかな、人類は大丈夫かなって僕は常々余計な心配をしてます(笑)。

でもまぁ、タッチ・インターネットみたいに感触を作り出す技術とか、臭覚とか嗅覚とかにうったえかける技術とか、今後はそういうのがどんどん発展していくだろうし、結局は人の五感に戻っていくんだろうから、僕の余計な人類に対する心配はきっとただの余計な心配で終わりそうでよかったです(笑)。

そういえば、十年以上も前にTapTapっていう振動でメッセージが交わせるリストバンドもありましたよね。ちょっと気になって今調べてみたら、今もサイトはあるみたいですけど、ずいぶん前に更新が止まってるみたいで、稼働してるかはだいぶ不明な感じになってましたので、これに需要がないってことはもしかしたらこのまま人類の五感はどんどん衰退していってしまうのかもしれません。はたして人類は大丈夫ですかね(笑)。。。

そんなわけで、また二週間後にお会いしましょう。さよなら、人類!

(時田大夢)

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